競馬を予想する時にはどの馬に誰が騎手として乗るのかも考慮が必要です。
今回は騎手の事について調べてみました。
騎手というのは、英語で言うと「ジョッキー」、オセアニア諸国等では「ライダー」とも呼ばれているそうです。
騎手になるには馬に乗ることが出来れば誰でもが騎手になれるというわけではなく、騎手の養成機関である競馬学校や地方競馬教養センターで騎手としての教育を受ける必要があります。
また、教育を受けただけで騎手になれるかというとそうではなく、日本で騎手になるには、競馬学校や地方競馬教養センターの養成機関の卒業前に騎手免許試験を受験して合格し免許を取ることが必要なのです。
免許には、日本中央競馬会が発行する中央競馬の免許と地方競馬全国協会が発行する地方競馬の免許があります。
騎手の免許は、一度取得すれば一生モノではなく、車やバイクの運転免許のように更新する必要があるそうで、有効期限は運転免許なんかよりズッと短く、一年ごとに更新試験を受けてパスする必要があるということです。
凄く大変ですね・・・
養成機関で教育を受けて騎手試験に合格しなければ騎手になれないと言いましたが、養成機関に入らないと騎手試験の受験資格がないというわけではないようです。
日本で養成機関に通わずに騎手試験に合格した人が今までで、一人だけいるそうです。その人は横山賀一さんただ一人だけということです。
この他に騎手免許には「短期騎手免許」というものもあるそうで、海外競馬のジョッキー等が、特別指定交流競走などで日本の騎手免許がない場合に限定免許という形で交付されるものだそうです。
1930年代以前は騎手免許は、調教師免許と一緒に持つことが出来たそうなのですが、現在は騎手が自ら調教した馬でレースに出るということは、日本競馬界競馬施工規定により禁止されているそうです。
競馬の騎手って、体重制限する為にボクサーのように減量しないといけないし、騎手試験に合格しないといけないし、毎年更新の試験があって、大変な職業なんですね。
ラベル:騎手